院長のひとくちメモ

35. 生物学的製剤の未来

欧米ではレミケードはすでに日本の数倍の量の使用が認められています。
さらに画期的な差は生物学的製剤を使用するタイミングの違いです。
リウマチを完治させるためには、投与のタイミング(window of opportunity)が必要であり、発病早期に投与すべきであると考えられ、実際にその治験が進められています。
これらのことが証明されれば日本でも発病早期に使用されるようになるでしょう。
高価な薬品でも早期に短期間使用し完治すればむしろ安い薬品となる日も近いと考えられます。
※2016/4/1追記:日本でも発病早期の使用が認められるようになりました。

リウマチの治療

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