院長のひとくちメモ

13. リウマチ患者さんの寿命

まだ日本では大規模な調査は行われていません。しかし、一般的の人に比べ約10年程度短いといわれています。
この原因としては日本では肺炎などの感染症が、アメリカでは心、血管障害が挙げられています。
感染がおこりやすくなるのは関節痛や筋力低下のため喀痰の排出が困難となることや免疫力の低下が考えられています。
一方、心、血管障害は歩行が困難となり運動不足が関連すると考えられています。
今後は早期に抗リウマチ剤、生物学製剤の使用によりリウマチの進行を抑えることにより一般の方と変わらなくなると考えられます。

リウマチの周辺

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